納豆汁や納豆ごはんが日本での伝統的な食べ方で、今もそのスタイルが主流です。しかし、食文化がグローバル化した現在、納豆の食べ方もさまざまにアップデートされています。チーズやトマトソースと納豆を載せて焼いた「納豆ピザ」や、ゆでたての麺に調味した納豆とオイルをからめた「納豆パスタ」などは、日本のレストランでもしばしば見かけます。また、ひきわり納豆を酢飯と海苔でロールした「納豆巻き」は、庶民的な寿司屋さんの人気メニューで、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでの定番商品になっています。
海外諸国では、日本の納豆は冷凍で販売されています。たとえばアメリカでは日本食スーパーマーケットを中心に、韓国系、中国系のスーパーマーケットでも販売されています。また、中国では大都市の百貨店でも購入することができます。冷凍コーナーに並ぶ納豆は、パッケージデザインや容器、3パックセットの販売スタイルなど、日本で販売しているものとほぼ同じで、種類もとても豊富です。冷凍販売が主な販売スタイルであるため、食べる時は冷蔵庫に移して解凍する必要があるのです。
魅惑の納豆チャーハン(納豆は風味付け)
進化する伝統食品(納豆はおつまみ)